体験談

🌍 英語が話せなかった私が、海外旅行で変わった日

– 70代・女性・主婦(英会話ワークショップ参加者)–

「もう歳だし、英語なんてムリ」
そう思いながらも、ずっと心のどこかで、
“英語が少しでも話せたら、旅がもっと楽しくなるのに…”
そんな思いを抱えていました。

英会話ワークショップには、もう10年近く参加しています。
でも、正直なところ、音読とジャーナルだけでは、
「話すこと」に自信が持てないまま年月が過ぎました。

そんな私に転機が訪れたのは、姉と一緒に行ったスペイン旅行。
現地ツアーで出会った海外の方に、どうしても「ありがとう」を伝えたくて、
勇気を出して、たどたどしくも英語で話しかけました。

うまく話せたかどうかは、わかりません。
でも、相手は笑顔で「Oh, thank you!」と返してくれました。
その瞬間、胸がじんわり熱くなったんです。
「ああ、話してみてよかった」って。

完璧じゃなくてもいい。
言葉にしようとする気持ちが、ちゃんと届く。
それが、英語との向き合い方を変えてくれました。

帰国してから、私は「話すワークショップ」にも一歩踏み出しました。
今もまだ、うまく話せるとは言えません。
でも、「話してみよう」という気持ちを、手放さずにいたいと思っています。

📸 麻雀と散歩と、ちょっとの英語

– 70代・男性・年金生活・英会話ワークショップ参加者 –

正直、英語ってそんなに真剣にやるつもりなかったんですよ。
若い頃から苦手でしたしね。
今は持病もあるし、スマホの小さい文字読むのも正直しんどい。

でも、友達のすすめで、軽い気持ちでワークショップに参加してみたんです。
最初はさっぱり。何言ってるかわからないし、覚えようにも復習なんてほとんどできてない。
散歩がてら写真撮ってる方が性に合ってるし、「あ〜もう1週間経っちゃったよ」と毎週思います。

それでも、なんだかんだ続いてるんですよね。
理由は…やっぱり「楽しい」からですかね。

ブロークンでもいいって言われて、即興スピーチの練習会に出たときは、ちょっと緊張しました。
でも、うまく言えないなりに話してみたら、みんな笑ってうなずいてくれました。
「伝わってるのかもしれないな」って思いました。

仲間の話を聞くのも面白いですし、
みんな違って、でも英語でつながってるのがいいですね。

本気で英語をマスターしようとは思ってないですけど、
こうやってちょっとずつでも、自分のブロークンな英語で伝えることができるようになったら、
それはそれで、悪くないなと思っています。

📘「英語くらい、少しは…」そんな軽い気持ちから

– 50代・男性・学校事務員 –

時代も時代ですし、英語くらい少しは話せた方がいいかなと、
そんな軽い気持ちで、ワークショップにメールを送りました。

最初に見学したとき、まわりの参加者がみんな英語に慣れているように見えて、
正直、かなり気後れしました。
「自分にはちょっとハードルが高いかも」と感じたのを覚えています。

でも、ホームページで「行ったつもりの英会話」という過去の活動を見つけて、
“これなら自分でも少し入りやすいかも”と思い、
プライベートでそのスタイルを試してみたいと問い合わせたのが、今につながっています。

実は、私は学校で事務の仕事をしていて、
受付にはときどき留学生がやってきます。
直接の対応担当ではないのですが、担当者が対応中のときなどに、
「どんなご用でしょう?」くらい言えたらいいな、とずっと思っていました。

もちろん、無視していたわけではありません。
でも、いざ英語を使う場面になると、緊張してしまって…
なかなか目を合わせることもできなかったんです。

それが最近では、逆に「目が合わないかなぁ」なんて、ちょっと期待している自分がいます。
うまく話せなくても、「少しでも伝えよう」という気持ちが持てるようになったことが、
自分にとっての一番の変化かもしれません。

グループだとどうしても周囲と比べてしまうのですが、
プライベートの練習では、気負わず、自分のペースで続けられています。
ブロークンでも、伝えたい気持ちがあればそれでいい——
そう思えるようになってきました。